別れた恋人ともう一度やり直したいと思っている人はたくさんいるでしょう。
好きなまま別れると未練をなかなか断ち切れず、月日がたっても、別れた恋人との思い出が色あせないことがよくあります。
「どうして、どうして、僕達は出会ってしまったのだろう!」
そんな風に嘆き悲しむ2人の相性を、算命学で見てみると、実はすばらしく相性がよかったりします。出会うべきして出会ったような相性です。
では、どうしてその2人は別れなければいけなかったのでしょうか。
それは、これから先、2人にとってそれぞれ必要な相手が待っているからではないでしょうか。
結婚は相性だけではなく、家系や神様の力も働いているのではないかと思うこともよくあります。
算命学で、別れたカップルの相性を見ると、天中殺(てんちゅうさつ)中に出会っていることがよくあります。どんなにご縁のある相性であっても、天中殺中に交際が始まると、天中殺が明けてから別れてしまうカップルが少なくありません。
では、天中殺の出会いは全てだめなのかというと、それは違います。
確かに、天中殺中は、サングラスをかけて物事を見ている状態なので、慎重になる必要はありますが、天中殺だから出会える人もいるのです。
天中殺というのは、時間は流れているけれど空間がないという不自然な状態です。異常状態です。
異常状態というのは、天中殺の時でないなら起こりそうもないことが、起こってしまう状態のことを言います。普段なら出会わない人と出会うことがあるということです。
年齢がかけ離れた人とか、
年下の男性とか、
外国の人とか、
全然、タイプじゃない人とか、
仕事や環境が全く異なる人とか、
それと、すごくご縁の深さを感じるような相性抜群の人というのもあるかもしれません。
結婚という形に至らなくても、きっと、出会うことに意味のある人がいるのです。
天中殺だから出会える人がいるのです。
だから、天中殺だからといって、天中殺を必要以上に恐れない下さいね。