先日、眞鍋淑郎さんという方がノーベル物理学賞を受賞しました。眞鍋さんは、アメリカ国籍を取得して、アメリカに居を構えています。真鍋さんは、日本人はいつも他人を気にしている。自分は周りに協調して生きるのが苦手だとおっしゃられていました。日本の「はい」は必ずしも「はい」でなくても使いますし、会社は、仕事以上に人間関係に気を配るのが仕事と言っても過言ではありませんよね。
アメリカという環境が合っていたからこそ、好奇心の赴くまま、自由に研究されてきたのでしょう。
そんな眞鍋さんの宿命(しゅくめい)を見てみました。
真ん中に天中殺があります。
真ん中は、心と家系を意味します。
そして、申酉天中殺(さるとりてんちゅうさつ)であれば、真ん中に申(さる)か酉(とり)があれば天中殺を持っていることになります。多くの人は、12年に2年間、後天的に天中殺が巡ってくるのですが、もともと免疫的に持っている方なのです。そういう意味で、生月天中殺(せいげつてんちゅうさつ)と呼びます。
生月天中殺は心が天中殺なのです。心が天中殺というのは、なかなかわかりやすく説明するのが難しいのですが、生月天中殺ではない人とは、心のあり方が違うのです。相手の気持ちに共感する、周りの空気を読むのが苦手のようで、周りから浮いてしまったり、仲間外れになってしまうこともあるようですが、普通の人が考えないような発想を思いついたりもします。
ZOZOの創始者、前沢友作さんも生月天中殺です。12月にロシアの宇宙船に搭乗して、宇宙旅行に行かれるそうです。心が天中殺というのは、底のないグラスのようなもので、心が宇宙のように壮大なのです。普通の人が考えないような考え方や生き方ができる人なのです。
生月天中殺を持っている人で、世間を気にせず我が道を生きるか、人間関係がどうのこうのと世間にとらわれて生きるか、そこがその人が輝けるか運命の分かれ道です。
そして、夫や恋人が、生月天中殺を持っていたとしたら、共感を求めても、期待通りの反応は返ってこないでしょう。あなたとは、彼は宇宙人?というくらいに異質な存在ですから、わかってほしい!は無理な要求というものです。