彼が何気なく言った言葉に、「あれ?」「こんなことを言う人だったんだ……」と、いつもの彼とは違う一面を見た時、かすかに不安を覚えながらも、つい聞き流してしまうことがあります。
「あれ?」には、あたなの知らない彼の姿が隠されていることがよくあります。
「あれ?」と彼の言葉に違和感を感じたら、自分の心に嘘をつかないで、「それってどういう意味なの?」と彼に聞いてみましょう。あなたがいつも見ていた顔とは違う顔があるかもしれません。
結婚してから、夫(妻)が変わったという話をよく聞きます。
「結婚前はあんなにやさしかったのに……」と愚痴をこぼす人はたくさんいますが、
「だまされた!」なんて言う人までいます。
そう言うのも当然です。算命学の世界では、恋愛中に見せる顔と、結婚後に見せる顔が異なるのは当然のことなのです。
この図を見てみて下さい。
方角的に東方は、仕事や友人関係、恋愛相手に見せる顔です。
西方は家庭や家族に見せる顔です。
恋愛中は東の顔を見ているのです。
結婚後は西の顔を見るのです。
更にこの宿命(しゅくめい)も見てみて下さい。
年干支(ねんかんし)の午(うま)は方角的に東を意味します。外・社会に見せる顔です。
日干支(にっかんし)の子(ね)は方角的に西を意味します。内・家族に見せる顔です。
この人の場合、火性から水性に変わりますので、結婚前と結婚後では、愛情の表し方が変わります。ホットからクールに変化するのです。
恋愛中は、何かと気にかけてくれ、面倒みがよかったかもしれませんが、結婚してからは、あまり干渉しなくなり、冷たくなったと感じることもあります。
この宿命(しゅくめい)も見てみましょう。
この人の場合は、結婚前も結婚後も変わらず、何かと尽くしてくれるでしょう。
人間はいろいろな顔を持っているものです。友達に見せる顔、仕事中に見せる顔、恋人に見せる顔、家庭に見せる顔など、様々です。
従って、恋愛中は2人だけの世界にこもらず、家族や友人などにどのように接するかを見るのが大切です。家族に接する顔は、将来、あなたに接する顔なのです。