「幸せすぎて怖い!!」
新しい恋人ができたというのに、そんな不安を漏らす人がいます。
幸せのあまりつい口から出てしまうのならともかく、
<この幸せは長く続かないかもしれない>と漠然とした不安を感じたら要注意です。
素直に今ある幸せを喜べないのは、算命学的に運命に逆らっていることになります。
たとえ、会社と家の往復という変わり映えのない毎日であっても、日一日、巡ってくる干支(かんし)は異なります。私達は未来に向かって、昨日とは違う一日を生きているのです。
今日、2012年10月24日は、こんな干支(かんし)で表すことができますが、
来年は癸巳(きすいのみ)、来月は辛亥(しんきんのい)、明日は己未(きどのひつじ)と、巡ってくる干支(かんし)は刻々と変化していきます。
自分の宿命(しゅくめい)と、1年ごと、1ヵ月ごと、1日ごとに巡ってくる干支(かんし)の関係で、考え方や人間関係、仕事上での立場など大きく変わらざるを得ない時もあるのです。
更に、人それぞれ、10年ごとに変化する大運(だいうん)という大きな運の流れもあります。
大運(だいうん)も10年ごとに干支(かんし)が変化していくのですが、家系が大きく関係しています。不思議なもので、新しく恋人ができたというので相手の宿命(しゅくめい)を調べたら、自分に巡ってきた大運(だいうん)と同じ干支(かんし)を持っていたということがよくあるのです。
まさに家系が2人を引き合わせてくれたような出会いです。
出会いというのは、偶然に出会ったようであっても、適切な時期に、出会うべきして出会うようになっているのかもしれません。
その出会いが人生途中の通過点の恋であっても、一生を共にするパートナーとの出会いであっても、全て必然なのかもしれません。
巡ってくる干支によって、出会いもあれば別れもあります。
ただ一つ言えるのは、人間は自然の一部ですので、自然の流れには逆らえないということです。「変化したくない!」とその一瞬にしがみついても、自然の流れに押し流されていくだけなのです。
どうせ変化しなければいけないのなら、今この一瞬を大切に生きましょう。今日という日は、二度とやって来ないのですから。私達は水の如く、未来に向かって流れていかなければいけないのです。
そして、今、幸せでないのでしたら、必ず変化は訪れます。ずっと不幸ということもなければ、ずっと幸せということもないのですから。人間は変化する生き物なのです。
出会うべきして出会う相手が必ず未来には待っています。
出会いの糸を引き寄せるためには、過去を振り返らないことです。