男って、女が結婚したい素振りを見せた瞬間、逃げ腰になる男性がいます。
彼の重荷にならないようにと、結婚の「け」も感じさせないように、長年つきあってきたのに、別の若い女性と結婚してしまった、そんな話をよく聞きます。
「私の人生、返して!」
別れ際になって、本音をぽろりと漏らしてしまう時ほど悲しい瞬間はありません。
「男ってなんなんだ!」
飲み屋で女友達に慰めてもらいながら、泣きながらカウンターをバンバン叩く夜もあるでしょう。
ほんと男って、?????……です。
“基本的に男と女は違う生き物だから”とはよく言われていますが、算命学でも男と女は全く異なるものです。
この図を見て下さい。
算命学の世界では、男はタテ線、女はヨコ線で表します。そして、タテ線は精神を意味し、ヨコ線は現実を表します。つまり、男は精神的で形のないものを大切にし、女は現実的で形にこだわります。
タテ線とヨコ線は交わることはあっても、重なることはないので、理解し合うのはなかなか難しいのです。
この考え方は陰陽説 (いんようせつ)に基づいています。一日に夜と昼があるように、人間にも男と女があります。一つの物事は全て2つに分けられるという考え方です。
女はとても形にこだわります。彼が誕生日や記念日に何をプレゼントしてくれるかがとても重要です。
男は、とても変わった物を収集する癖があります。そう、男は集めることが大好きなのです。
女にとって、恋愛の最終地点は結婚です。「私のこと愛してるなら結婚して」になります。彼の子供を産みたいと思います。愛を形にしたいのです。
男は、「愛してる」それ自体に意味があって、恋していることそれ自体が楽しくてたまらないのです。それ以上のことを求められると、とても苦しくなるのです。
算命学的に、女性が、「一生、結婚できないかもしれない」と不安に思うのは当たり前のことです。女って、現実児的な生き物ですから、結婚している、子供がいるという形がないと、不安になるのです。
女の目線で男のことを理解しようと思ったら苦しくなるだけかもしれません。
そんな時は、
男は精神的なもの
女は現実的なもの
男と女は根本的に違うんだということを思い出しましょう。
そして、つきあっている彼の気持ちに誠意を感じるのなら、たとえ今、すぐに結婚してくれなくても、彼の愛を信じましょう。
算命学的に、結婚しようかなと思う時期が必ず巡ってきますから。